白を基調とした小さなカフェは、駅から歩いて15分の道路沿いにあるオシャレな建物。カフェには1組が座れる程度のほんの少しのお庭もついてますが、店内はというと10人ちょっとの席数です。
ランチが中心で夕方の18時頃には閉店となります。その間はパートさん1人と店主だけでの対応。自然派の体に良さそうな食事は、栄養バランスも考えられていて女性に大人気です。

ただ、そんな人気のカフェも店主には悩み事があるようです。
「先数が決まっているため、売上を上げようにも難しい、、、」
「次週の仕込みに丸1日はかかるから、2日の休日では休んだ気にならなくて、週に3日は、お店を閉めてます、、、」など。
このような変えられない状況の中での新たなトライが始まります。

【コンサルティング背景】売上を上げたいが、決まった客数と営業日数でどうやって？

・このカフェの場合は、売上=来店客数×客単価です。決まった席数で、ランチもセットメニューとなり単価を増やせていない現状があります。
さらに、ランチがメインのカフェは、どうしても夜間の営業がないので、お酒で客単価をあげることは出来ません。

・週に2日のお休み以外に、仕込みの日に丸一日とられるので、週4日の営業となってしまう。

【コンサルティングご提案】客単価を上げる事と、別な販路で顧客獲得を

①客単価を上げる

ついで買いを促すメニューとお土産商品の充実

セットランチ以外にデザートやお飲み物で単価をあげること、そしてお土産ができる商品を充実させます。例えば、オリジナルドレッシングであったり、お子様にも安心な自然派なデザートやクッキーなどはもちろん、今晩の夕飯の一品としてのおしゃれなお惣菜や翌日の朝食用のスコーンなどが購入できると助かるものです。

ついで買いを促すポイントですが、市販のモノではなく、新鮮でナチュラルな素材をいかした手作りのものは、家で作るのはテマがかかるので、少々お高くても買った方が楽だというところです。

素材を売る

加工後のものや手を加えたものを売る感覚でいらっしゃる店主の方が多いですが、ランチの材料である有機野菜やデザートに用いる果物などを、お店の前の小さなお庭に並べて売るのも、1日の売上げに貢献してくれます。

別な効果としては、店先に並んだみずみずしい青果が目にとまって、素通りしていた車の中からでもカフェがある事を認知できますし、その材料の購入からカフェに興味をもたれる場合もありますので、広告料0円で宣伝ができます。

ネット通販向き商品の販路開拓

販路の開拓ですが、今あるお土産の中から、ネット通販向きの商品を販売します。
まず日持ちのする物であること。そして、他には売っていないオリジナルな商品があることが重要です。

商品構成、お店の方の働き方や店主のポリシーなどを聞き取りしながら、楽天やYahoo、Amazonといったモールでのネット販売が良いのか、もしくは自社サイトでの始動が良いのかを判断し、ご提案をさせて頂きます。

個人事業主様のご負担が少なくなるよう様々なプランのご用意もあります。サイトの立ち上げだけでなく、その後の日々の受注代行やメール対応などの煩わしい業務のお手伝いも承っております。

②少ない営業日の中での工夫

時間の使い方を工夫する

実は、この悩みは意外と多いです。ここでのポイントは、この仕込みの日を有効活用することです。

仕込みの日を、仕込みだけに使わないという事です。例えば、どうせ仕込むのだから、日持ちのする焼き菓子をネット通販で販売します。

スペースの使い方を工夫する

冒頭でご説明したように、こちらのカフェは小さいながらも、森の中にあるようやお洒落な建物です。商品やモデルの撮影場所として時間貸しすることも可能です。さらには、ワークショップスペースとしてなど、仕込みをしながらもスペースの活用が出来ることがあります。

【コンサルティング総評】時短できる事とアウトソーシングの上手な活用法で、負担なく売上をあげる戦略

「休みはしっかり2日間とって、仕込みに1日あてる、週4日の開店でいいんです。」
弊社のコンサルティングは、個人事業主様が、いかに自分の人生を楽しく喜びに満ちた毎日がおくれるかを中心にアドバイスいたします。

働く日を減らしたとしても売上を上げることは、いろんな工夫が必要ではありますが不可能なことではありません。
また、自分にしか出来ない事は自分でやるけれども、他者の力を借りて日々の業務を軽くすることで、パフォーマンスが上がり、結果的に売上げが増えることも夢ではありません。

さて、販路を増やすというのは決して容易なことではありません。しかしながら、一度は試してみた方がいいとお薦めするのは、やはりネット通販です。決まった座席数での実店舗売上げだけではなく、ネット店舗でのリピーター顧客を増やせるチャンスのお手伝いもさせて頂きます。